妊娠しても赤ちゃんが育たず、2回以上の流産(※1)や死産(※2)の既往がある場合を不育症といいます。(妊娠反応のみ陽性で超音波検査で子宮内に胎嚢が確認されないまま妊娠が終了する生化学的妊娠は流産回数に含まれません。)一般的に年齢が高くなるほど流産の可能性が高くなります。
抗リン脂質抗体や子宮の形態異常などが原因となることがありますが、検査をしても、約7割の人は医学的な原因がはっきりしません。
※1 流産とは:妊娠22週をむかえる前に妊娠が終わること
※2 死産とは:赤ちゃんが亡くなった状態で出産になること