2人で向かい合う
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不妊の検査や治療を受けたことのあるカップルは年々増加傾向であり、
不妊はもはや他人事ではありません。
妊娠も不妊も「2人のこと」としてとらえ、
「2人の未来をどうしたいのか?」で選ぶ道も変わってくると思います。
まずは2人で向かい合って話し合い、知ることから始めてみてください。
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不妊治療の4つの負担
不妊治療や不育症治療には「身体的な負担」をはじめ、「時間的な負担」や「経済的な負担」、「心の負担」など様々な負担がかかります。特に「心の負担」に関しては見落とされがちです。いろいろなプレッシャーから、自分を追い込んでしまって『先の見えないトンネルの中にいるよう』とおっしゃられる方も多くいます。
そんな時に救いになるのはパートナーとの絆です。不妊症・不育症は2人で乗り越えるもの。不妊治療や不育症で辛い想いを抱えている時、いちばんの支えになれるのは側にいるパートナーです。様々な負担にも2人で向き合い、支え合うことが大切です。
不妊治療は男性にももちろん負担がかかりますが、一般的には女性により大きな負担がかかります。例えば、「卵胞を育てるための毎日の注射」、「麻酔をしての採卵」、「受精卵の移植」など、男性由来の不妊であっても女性側の大きな負担は変わりません。
「不妊治療は2人で取り組む」ことを忘れずに、お互いにパートナーの気持ちに寄り添い行動することで、「心の負担」を軽減できるかもしれません。
専門の相談窓口もあるのでぜひご利用ください。
相談窓口
性と健康の相談センター2人で話し合う
これからパートナーとどんな暮らしがしたいのか、それによって治療への向き合い方も変わってくると思います。「2人にとっての幸せとは?」「何を優先してどこまでなら治療をやってみようと思うのか?」など、2人の望む未来の話をしておくと、自ずと治療にも向き合いやすくなります。
そのうえで、自分たちの未来を実現するために「正しい知識」を知っておく。そうすることで、選択肢が広がり自分たちにあった「幸せのカタチ」を実現する近道になるかもしれません。